相手の立場を考えずに「立つ」

相手の立場を考えずに「立つ」

先日、とあるコンサルティングを受けてきました。

 

いや、正直、予想以上に良かった。

 

ふだん、コンサルタントとして活動していますが、

自分がコンサルティングを受ける経験というのは

あまり無いものです。

 

コンサルティングは、私自身のコンサルティングの体系化でしたが、

やはり自分では気が付かないポイントがたくさんありますね。

 

清水の舞台から飛び降りるくらいに結構な金額でしたが、

その価値がありました。

 

よく考えれば、私自身がお客さまから多額の教育予算や

コンサルティング費用を投資として支払っていただいてますからね。

 

その重要性はよくわかっているはずなのに・・・。

 

でも、自分自身が身銭を切って、コンサルティングを

受けようと思うと、やはり躊躇するものですね。

 

大切なお金を払う側の気持ちにもなれましたし、

ふだん、人にコンサルティングしている私としては、

コンサルティングを受ける側としての気持ちも理解する

ことができました。

 

職業柄、こうしたらもっとよくなるという点を

つい見つけてしまいますけどね。

 

でも、そんな些末なことを上回るほど、

充実したコンサルティング内容でした。

 

私もさらに自分のコンサルティングに

磨きをかけていこうと身が引き締まる思いがしました。

 

今回の経験から学んだ事は、

自分が得意としていることをあえて他者から学ぶ

ことの重要性ですね。

 

英語教室にも通っているのですが、

最初は先生の質問に答えられずどれだけ恥ずかしかったことか。

 

今では、

「間違えないと覚えませんよ!どんどん間違えましょう!」

という先生の言葉を真に受けて、しっかり間違えるようにしています。

 

間違えることで、同じ場にいる生徒さんが一緒に学べる

ということを知りました。だから、塾に通うというのは一人で学ぶのではなく、

誰かの間違いを自分の教訓にしたり、違うアプローチを自分の引き出しに

していくことができるんだなと思えるようになりました。

 

これも実際に経験してわかったことです。

 

いずれにしても、私の場合は人に教えたり伝えることを仕事にしているので、

人から教わったり、伝えてもらうことで学びが深まっていきます。

 

そこで、わかったことは、

よく相手の立場を考えようということばがありますが、

これは極めて困難だということです。

 

相手の立場を「考える」でも「想像する」でもなく、

実際に自分が「その立場に立つ」のです。

 

お客さまの立場を考えようとか、想像しよう、

イメージしようは、所詮、ファンタジーです。

実際に立たないとわかりません。

 

さて、あなたが得意なことは何ですか?

その得意なことを学んでみる機会を作ってみませんか?

きっと新しい発見があると思いますよ!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。