人前で話す方に必要な2つのこと

人前で話す方に必要な2つのこと

普段、講演やセミナーなど人前に立つ機会が多くあります。

年間で言うと70回~90回くらいでしょうか。

お会いする方は、年間で2500人~3000人位になると思います。

 

これだけの人数ともなると、

私より年齢がずっと上の方もいれば、

社会人経験もずっと長い方もいらっしゃいます。

 

年齢も、性別も、育ってきた環境も

様々な背景を持つ参加者がいらっしゃいますが、

人前に立つとき、気を付けていることが2つあります。

 

ひとつは、身だしなみ。

アピアランスです。

 

誰が見ても不快感を感じさせないこと。

身体に合った服装は当たり前、清潔さを感じる髪型、

手入れがされている靴、ネクタイ、腕時計など。

 

身分不応そうな高級なものは身に付けていませんが、

身にまとうものが自分に合っているかは考えます。

 

そして、もう一つは

「あり方」プレゼンスです。

プレゼンスとはひと言で言えば、人間のあり方そのもの。

 

相手に良い影響を与える存在感があること。

オーラとも波動とも言えるかもしれません。

 

日頃から、礼節をわきまえて、言葉遣いに気を遣い、

相手を敬い、思いやりの心を持って接する。

そして、常に謙虚で慎み深いこと。

 

そして、何事にも一生懸命で時間を無駄にしない。

自分を律した生活を積み重ねることで、

人間性はさらに磨かれ高まっていくと思います。

 

そんな人間性の高い方は、存在だけ、

その佇まいだけで人を魅了します。

 

ましてや話しだすと、ぐっと引き込まれて、

その方の話を聴かずにはいられない。

 

極論すれば、

何を言うかではなく、話し方のスキルでもなく、

誰が言うかが重要です。

 

この人の言うことは、一度やってみようかなとか、

この人が言うなら、きっと価値のあるものなんだろうとか、

そんな存在になることが、人前で話すうえで重要なのです。

 

これは、私が教えていただいた先生が、

まさにその通りで、私も教えていただきました。

 

まだまだ、先生の足元にも及びませんが、

身だしなみとあり方については、常に意識して人前に立っています。

1ミリでも先生に近づくために、日々努力です。

 

人前で話す機会の多い方は、ぜひ参考になさってくださいね。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。