批判に過剰反応しない

批判に過剰反応しない

情報発信をすればするほど、
情報が入ってくるという話を聴いたことがあるでしょうか?

ずいぶん前に、このコラムでもお伝えしたことがあるのですが、
この話は本当だなと思います。

情報発信して情報が入ってくるというのは、このような感じです。

情報を受け取った方が、
発信した内容に関連する情報を送ってくれる。

たとえば、

「コラムに、〇〇という情報がありましたが、
最近は●●というものも流行っているらしいですよ。
URLはこちらです」

「私の友人に△△をやっている人が居るので、よかったら紹介しましょうか?」
という感じに、情報も人脈も集まってきます。

他にも、情報を受け取った方が、感想を送ってくれることで、
それまで自分が気が付かなかった視点に気が付くことがあります。

また、発信者の勘違いや間違いを指摘してくれて、
正しい情報を教えていただけることもあります。

情報発信には、たくさんのメリットがあるので、
お客さまフォローに活用いただくことを拙著でも
ご案内しているのですが、分かっていてもできない方が多いです。

その理由には、面倒くさい、効果がわかりにくい、
ネタがないなど、誰もができないからこそ、
ますます価値が高くなるのではと思います。

さて、継続できなくなる理由には、
実は情報を発信した際の相手からの批判や中傷もあります。

たとえば、ジャイアンツの話題を書いたら、
阪神ファンから怒られた経験もありますし、
子どものことを書けば、うちには子どもが居ないのにと
言われることもあります。

私も前職から数えれば、もう10年はコラムを書き続けています。
どんな感想、意見が来るかは、発信する内容からだいたい想像がついています。

どんなことを書いても、批判されることはあるし、
そもそも文章だけで、すべての意図を伝えるのは至難の業です。

情報発信と言っていますが、日常会話など、
ふだんのコミュニケーションでも同じです。

言葉ひとつひとつの解釈だって、一人一人まったく違うのですから。
だって、「お花畑」と言われたら、イメージする花も違いますよね。

むしろ、文章の言外にあること、行間をどう読むか、
どう受け取るかがが重要だと思うのです。

そして、

情報発信して何か意見や批判がきても、
それに過敏な反応をしないことです。

ましてや、批判を理由に情報発信を辞めるのは非常にもったいない。

しかも、本当は継続するのがたいへんだから辞めたいだけなのに、
批判が来たことを理由にして辞める選択をしないでほしいなと思います。
継続しないと分からないことがたくさんありますから。

ご意見にはしっかり耳を傾け、
受け止めますが、過剰な反応をしないこと。

自分自身の人格が否定されている訳ではないので、
うまく伝わなかったなと思えばいいだけです。
必要以上に傷つかないことです。

自分の想いを伝え続けていきましょう。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。