ああ、勘違いドライバー

ああ、勘違いドライバー

先日、車を運転していた時の話です。

 

私の車と前を走っている車との間に、

ほとんど距離がないのに、急に割り込んで

入ってくる車がありました。

 

しかも、ウインカーなし。

 

本当にあぶないですね。

 

車を運転していると、こうしてヒヤリとした

経験は、誰しもあるのではないでしょうか。

 

私もさきほどのような急な割り込みは何度も経験しています。

 

割り込みだけでなく、急ブレーキを踏まれて、

こちらも急ブレーキになったり。

急に止まるタクシーとか危ないですよね。

 

こうした乱暴な運転をしている人に共通していること。

 

それは、自分自身が危ない運転をしていることに気が付いていないことです。

 

そして、おそらく急な割り込みで入ってくる車は、

後続の車がブレーキをかけて、衝突をさけていることに

気が付いていません。

 

このスペースがあれば入れると思い込んで車線変更してくる訳です。

 

乱暴運転を周囲がぶつからないように

気遣っているから事故になっていないだけです。

 

それなのに、たまに、自分は運転が上手いと悦に入ってる

ドライバーとかいますからね。勘違いはなはだしいですね。

 

こうしたドライバーを見ると、

会社の中の勘違いリーダーと同じだなと思います。

 

つまり、こんな人です。

 

自分では、うまく会社の中で立ち回っているつもり。

自分では、うまく指示命令を出しているつもり。

自分では、周囲の面倒を見ているつもり。

自分では、お客さまから信頼されているつもり。

自分では、部下や同僚から認められているつもり。

はい、ぜんぶ、勘違いです。

 

周囲が合わせてくれているだけです。

 

だって、乱暴な物言いと態度、

相手の立場を無視した指示命令をしながら、

周囲から信頼されるはずがありません。

 

単純に、「触らぬ神に祟りなし」状態で、

面倒くさいから余計なことを言うの辞めようと

思っているだけです。

 

その勘違いに気が付かないリーダー多数です。

 

つねに謙虚に相手の気持ちに心を寄せること。

 

指示命令はズレが起こるものと心得て、

指示後も放置せずに注意を払って関心をもつこと。

言葉遣いを丁寧に、会社のルールを守ることはもちろんのこと、

一般社会常識やマナーを守ること、率先垂範すること。

他にもリーダーに求められるものはたくさんありますが、

結局リーダーはスキルや知識ではなく、「あの人についていきたい」と

思わせる魅力や人間力が大切だと思います。

 

魅力ある人間になるよう、人に喜ばれることを喜びに変えて、

私たちも日々の仕事や暮らしを丁寧に過ごしていきましょう。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。