先日、勉強会を立ち上げました。
メンバーは10数人で、年齢は30代~50代、
みんな超多忙なビジネスパーソンです。
小さな個人事業主から事務職、
驚くほどの金額を動かす金融関係の方、
誰もが知っている超有名企業の方まで様々。
みんな、仕事もまったく違いますが、
立ち上げも運営もとてもスムーズに進んでいます。
なぜ、こんなにスムーズに進むのか―――
その理由を考えてみたのですが、
「誰かの役に立つことに喜びを感じる人が多い」
からだと思います。恥ずかしながら、私はまだまだ自己研鑚の身で、
参加しているみなさんの献身的な姿勢に学んでばかりですが、
「喜ばれるを喜びに」
できる人がいると、ここまでスムーズに運営できるのかと驚くほどです。
どうすれば自分が他の方の役に立てるか、
そのチャンスをねらっているような人ばかりなのです。
チャンスをねらうというと、
「好機を逃すまい」とギラギラと真剣な表情で
躍起になるイメージもありますが、
全く逆で、あくまで自然に当然のこととして、
周りのみんなに自分にできることをしようと柔和な雰囲気です。
チャンスをねらうの意味合いが全く違うのです。
改めて、こうした勉強会でも仕事でも
「何をするか」ではなく、「誰とやるか」が
大切なんだなと思いました。
あの人と一緒にいるとメリットありそうそうとか、
自分にとって役に立つかどうかを判断基準にしている人ばかりの
集まりは、何となくギスギスして居心地が悪くなるものです。
いつの間にか自然消滅することがほとんどです。
もちろん、自分にとって何らかのメリットを感じるから、
勉強会でも交流会でも参加する訳ですが、その割合が大事
かも知れません。
仕事でもプライベートでも「うまくいかない」と感じている人は、
ちょっと立ち止まって「自分の利益追求」を中心にしていないかを
胸に手を当てて考えてみるといいかも知れません。
「どうやったら、売上があがるか?」
「どうやったら、アイツに言うことを聞かせられるか?」
から
「どこにお役に立てるチャンスがあるかな?」
その意識変化は、行動に表れて、
間違いなく周囲からの「見る目」が変わります。
そして、周囲の見る目が変わると
チャンスは向こうからやってきます。
だって、お世話になった
あなたの役に立ちたいと思う人が増える訳ですから。
チャンスを与えたいと思う人が増える訳ですから。
誰かの役に立つ「チャンスをねらう人」になりましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。