今回は、子供たちのカッコイイ!友情ストーリーをお話します。
ある小学生たちの行動に、全米で称賛の声が上がったそうです。
カリフォルニアにある「エル・カミノ・クリーク小学校」の
4年生である彼らがおこなったこと、それは丸坊主にすることでした。
しかし、なぜ彼らが丸坊主にしただけで、
これだけ称えられたのでしょうか?
その理由は、トラヴィス・セリンカ(10歳)という同級生の存在でした。
■不安を抱え学校に戻って来たトラヴィスくん
実はトラヴィスくんは脳腫瘍(しゅよう)にかかり、
7週間にわたって放射線治療を受けていたそうです。
その治療の結果、彼は無事学校に戻ることができたのだが、
ひとつ心配事がありました。
放射線治療により、髪を失ってしまっていたのです。
「この頭を見たら、みんなどう思うだろう……」。
そんな不安な思いを募らせながら、トラヴィスくんが
学校に行くと、思わぬ出来事が彼を待っていました。
■1人の友達のために立ち上がった15人の小学生たち
なんと、トラヴィスくんの気持ちに気づいた同級生の男の子たちが、
自分たちも丸坊主にすることを決めたのです!
みんなで一緒に床屋に行き、綺麗にバリカンで
丸坊主にしてもらった15人の同級生たち。
その同級生の姿にトラヴィスくんはとても感動し、
その気持ちを語ってくれました。
「みんなが僕のためにしてくれたことを知って、とても驚きました。
ここに僕のすべての友達がいる。それが知れて、本当にうれしいです」
また、これを知ったトラヴィスくんのお母さんもいたく感激し、
「このことを思い出すたびに涙が出ます」と心境を語っています。
子供たちの友情に心が打たれます。
果たして、自分がそこまで出来るかどうか———。
子供たちの純粋さに教えられますよね。
キラキラした笑顔と友情を見ていたら、
友達をもっともっと大切にしたくなりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
今回のお話は、「ロケットニュース24」の記事を参考にしました。