アルフレッド・アドラーという心理学者をご存知でしょうか?
オーストリア出身の精神科医で、心理学者、社会理論家でもあります。
フロイト、ユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を
確立した1人と言われています。
欧米では有名ですが、日本ではあまり有名ではないそうです。
アドラーのことは、書籍『嫌われる勇気』で知りました。
▼『嫌われる勇気』自己啓発の源流「アドラー」の教え
(岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)/ダイヤモンド社)
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4478025819/sartbzyk-22
以前も紹介したことがあるのですが、
この本は、久しぶりに価値観が変わる一冊でした。
これまでユングのトラウマという概念が心理学の常識で、
そういうもんなんだと思っていましたが、トラウマを明確に
否定する心理学ってあるんですね。
「過去の〇〇があったから、自分にはできない」といったトラウマを
「過去に何があったかは関係ない。いま、ここから変えていく」という
厳しくもあり、勇気をもらえる一冊だと思います。
そして、今日はアドラーの言葉で、
私が好きな名言を紹介しますね。
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「やる気がなくなった」のではない。
「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。
「変われない」のではない。
「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。
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いい言葉ですね。
その通りだなと思います。
私たちは、とかくやる気が起きない理由、
できない理由、変わらない理由を環境や周囲のせいにしますが、
結局は自分自身の覚悟ですよね。
やらない、できない、やる気が無い。
すべて自分の決断ですね。
ほかにもいくつか紹介しますね。
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誰かが始めなければならない。
他の人が協力的ではないとしても、
それはあなたには関係がない。
私の助言はこうだ。
あなたが始めるべきだ。
他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく
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自戒を込めてもう一度。
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「やる気がなくなった」のではない。
「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。
「変われない」のではない。
「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。
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うーん、深い言葉ですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。