2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」で最優秀賞を
獲得したというこの作品には久しぶりに衝撃を受けました。
「めでたし、めでたし?」というタイトルが付けられたこの作品は、
博報堂のやまざき博司さんと小畑茜さんによってつくられました。
まずは、こちらの作品をご覧ください。
http://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2013/no1_b.html
そして、二人の作品に対するコメントはこちらです。
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ある人にとってしあわせと感じることでも、別の人からみれ
ばそう思えないことがあります。反対の立場に立ってみたら。
ちょっと長いスパンで考えてみたら。別の時代だったら。
どの視点でその対象を捉えるかによって、しあわせは変わる
ものだと考えました。そこで、みんなが知っている有名な物
語を元に、当たり前に使われる「めでたし、めでたし。」が、
異なる視点から見ればそう言えないのでは?ということを表
現しました。
広告を見た人が一度立ち止まり、自分の中にさまざまな視点
を持つことの大切さを考えるきっかけになればと思っています。
「しあわせってなんだろう?」と二人で考えた経験が、次に
生かされるよう頑張っていきたいと思います。
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いかがですか?
シンプルな言葉とイラストの中に深いメッセージが込められていて、
幸せとは何かを考えさせられますよね。
審査委員からは、
「鬼の子どもにとってはそうなんだ、と読み手の心に小石を投げる
ような作品だ」「“逆からの視点”で幸せとは何かを考えさせる発
想が抜きんでている」「新聞協会が選ぶ広告コンテストのグランプ
リにふさわしい、エッジの効いた作品だ」と高く評価されたそうです。
なお、「新聞広告クリエーティブコンテスト」の他の受賞作品は、
こちらからご覧いただけます。過去の受賞作品もご覧になれます。
http://www.pressnet.or.jp/adarc/adc/2013.html
言葉でいくら説明しても理解してもらえないものが、デザインと
メッセージによって心に響かせることってできるものですね。
改めて、デザインの力を思い知らされました。
私たちの提供する商品やサービスもデザインを見直すことで
お客さまへの訴求力を高める事ができる
かもしれませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。