今日はちょっと自慢話のように聞こえてしまったら恐縮です。
体験をリアルにお伝えしたいので、ご容赦いただけるとうれしいです。
千葉県の浦安にあるマンションに住んでいるんですが、
世帯数が600世帯あって、大きめのマンションなんです。
ご存知の方も多いと思いますが、マンションには住民による
理事会があって、ゴミの出し方や駐車場や駐輪場のマナー向上、
植栽の管理などを管理会社と協議します。
この規模だと理事会をやると理事だけで20人になって、
私のマンションは輪番制で順番が回ってくるんですが、
入居して6年目で理事の順番が回ってきました。
一番最初の理事会の際に各部屋ごとに自己紹介の
挨拶をしたんですが、その際に元気よくこう言いました。
「こんにちは。加藤芳久です。
理事になったからには一生懸命やります。
みんなでいいマンションにしましょう!」
と自己紹介したところ、そのまま他の参加者に
「加藤さんについていきます」と理事長に推薦されて、
そのまま賛成多数で理事長になったことがあります。
そうそう、理事会から戻って、妻に「理事長になったよ」と言うと
「そういうの好きだね〜」とひと言・・・。
うーん、たしかに、そういうの好きですね。
学生時代も生徒会長とかやるタイプでしたからね。
でも、せっかくやるなら、
ちゃんとやりたいという思いがあるのです。
理事会は、毎月1回集まって、数時間に渡り話し合いを
するんですが、おそらく理事長になってなかったら、
「今月は疲れているから休もうかな」とか、
「参加するのが面倒くさいな」と思ってしまうと思うんです。
でも、理事会で同じ時間を過ごすなら責任持って参加したいし、
今後600世帯のマンションの理事長なんてもう二度と経験できない
だろうなと思ったら、経験しておきたいのです。
そして、実際にやってみて思ったことは、
予想をはるかに超える情報が集まるということでした。
合計2,000人以上が住んでいるんですが、普通に暮らしていたら
分からなかった地域の問題や住民同士のトラブル。
地域の自治体に顔を出すことで、地域の知り合いも増えました。
何より、マンション内での友人がたくさんできました。
前期の理事会のみなさん、私が理事長を務めた理事会のみなさん、
そして、私の次の期の理事会のみなさんとも、一緒に飲みにいく
仲になりましたからね。
こうした飲み会に参加する方は、
理事会運営においても前向きで積極的だった人が集まります。
と、ここまで思い切りプライベートな話を書いていますが、
こうした方は、間違いなく仕事でも前向きで積極的だと思うのです。
自分の仕事に対する取組み姿勢が、
こうした日常の場面に現れるのです。
ビジネスを一緒にやる、やらないは関係なしに、
これから先も何十年と住む予定のマンションで
意識の高い人と出会えるのは財産です。
有名企業にお勤めの方もたくさんいらっしゃいましたが、
友人として、ざっくばらんに意見交換もできますからね。
こうした方との話し合いは、飲み会であっても非常に建設的で
前向きで楽しい!!
役職は理事長でも副理事長でもいいんですが、
一生懸命やることで、周囲から一目おかれる存在になるし、
意識の高い方が集まるコミュニティーにも入れます。
一生懸命やってなかったら、後ろめたくて参加できないし、
何より声がかかりません。
だから、やるからにはちゃんとやる!
同じ時間を過ごすのにいい加減にやっていては、
いつまで経ってもチャンスはやってきません。
やる人とやらない人。知らない間に、その溝は大きくなるばかりです。
やらない人はこうしたコミュニティーの存在も知らないだけなのです。
やる人、つまり意識の高い人は切磋琢磨してどんどんレベルアップします。
やる人とやらない人の知らない間にどんどん差が拡がっているのです。
仕事もプライベートも同じです。
そうそう、よく何かの就任挨拶のような場で挨拶する際に、
「お役に立てるか分かりませんが〜」
「お役に立てないと思いますが〜」
と言う方がいらっしゃいますが、嘘でも方便でもいいから、
「やるからにはやります」と言ってほしい。
自信が無い人に人は誰もついてきませんし、魅力を感じません。
「謙遜や謙虚さ」と「やる気の無さ」は別物です。
時間は平等ですが、時間の活かし方は私たち次第。
同じ1時間を10の価値にするのも100の価値にするのも
自分で決めるしかないのです。
だからこそ、やるからにはちゃんとやる!
一緒にがんばりましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございます。