復活のじゅもん

復活のじゅもん

挫折———。

誰しも一度や二度は経験があるのではないでしょうか。

挫折と言わないまでも、自分自身の不甲斐なさに落ち込んだり、
自己嫌悪に陥ったり、良かれと思ってしたことが裏目に出たり———。

仕事でもプライベートでも、何かが気になって眠れない。
気分が沈んで、食事していてもお風呂に入っていても気になる問題———。

基本的に寝れば大抵のことは気分転換できる楽観的?な私も
何かが気になって眠れない。夢に出てくる。起きた瞬間に目に浮かぶ。
そんな経験もたくさんあります。

「そんな風に見えない心が強くてタフだ」と
よく言われるのですが、意外とデリケートなんです(たぶん)。

これまでの挫折といえば、
学生時代なら、失恋や就職活動の失敗、友達との関係、
仕事なら、お客さまからのクレーム、社内の人間関係、いじめ。
などなど・・・。人並みに色々経験していると思います。

そんな時、大事にしているのが、いくつかの考え方と
大切な言葉です。

まず考え方としては、色んな意見やアドバイス、フィードバックなど
自分に向かってくる言葉のボールを心にぶつけないようにすること。
その直球が、直接ぶつかったら痛いですからね。

ここからはイメージの世界なんですが、相手の言葉をミットで受け止める。
そして、そのボールに書かれているメッセージ、意図をくみ取る。
よく見て理解して反省したら、後はもうサッサと捨てる。

心まで傷める必要はないのです。

何かを言われた時、深呼吸しながら一連の動きをイメージします。
これだけでだいぶ楽になります。

ちなみに、怒りの感情は発生してから6秒経過すると半分に収まると
言われているので、その時間をゆっくり深呼吸する「アンガーマネジ
メント」という手法もあります。

さて、次は座右の銘の登場です。
何か、心にひっかかることがある。挫折感を感じる。
そんな時は、

自分を奮い立たせる言葉を持つ

感じる。
そんな時は、自分を奮い立たせる言葉を持つのもいいと思います。

私が「復活のじゅもん」にしている
好きな言葉の中からいくつか紹介しますね。

■挫折してもプライドは失わない。それは努力しているからだ。
 長島茂夫(元プロ野球選手)

■解決策がわからないのではない。問題がわかっていないのだ。
 ギルバート・チェスターソン(イギリスの作家)

■鳥は飛べると思うから飛べるのだ。
 ウェルギリウス(古代ローマの詩人)

■世界は苦難に満ちているが、それを乗り越えた事例も満ちている。
 ヘレン・ケラー(アメリカの社会福祉活動家)

■誰かに「ダメだ」と言われてもそれは最初の一歩に過ぎない。
 学ばなければならないのは「ダメだ」という言葉に打ち勝つことだ。
 ジェームズ・クック(イギリスの海軍士官)

■夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。
 高橋歩(旅人・作家・経営者)

私の場合は、言葉からエネルギーやパワーをもらう事が
多いので、こうした言葉を大切にしています。

他にも元気の出る音楽を聴いたり、勇気の出る映画をみたり、
いろんな「復活の方法」があると思います。 

自分を立ち直らせる方法を知っている人は強い

そう思います。
こうした方法が無い、またはこれまで探してこなかったという方は、
ぜひ自分なりの復活の方法を探してみてくださいね。

きっと人生がもっと楽しくなるはずです。

あなたの「復活の方法」。ぜひ教えてくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。