会社で働いていると上司と部下という関係性があります。
上司は社歴も長く、知識も経験も当然あるので、
部下よりも仕事ができる。早いし段取りもいい。
部下は慣れていないから時間がかかるし、
何をどう調べれば解決できるのか?誰に協力を得ればいいのか?
など分からないことが盛りだくさん。
特に新入社員で入社した場合は、右も左もわからないでしょう。
中途採用された方だって、ビジネスの基礎的な力は有るでしょうが、
その会社独自のやり方や商習慣には慣れていないから時間がかかります。
そんな時、仕事ができないからと部下をないがしろにする上司がいます。
「(仕事を)まだやってんの?」
「何回も同じこと言わせるな」
「そんなことも分からないのか?」
経験の差があるので上司は部下より出来るのは当たり前です。
それなのに「仕事が出来ない=使えない人間」という図式が
成り立つらしく部下に冷たく当たる。
勘違いしてはいけないのは、経験の有無はあっても
それが部下の人間性とイコールでは無いということ。
「仕事が出来ない=人間性が低い」訳ではありません。
そして、「仕事ができる=人間性が高い」
という訳ではありませんよね?
そもそも自分の指導力不足を棚に上げて、
部下を叱責するのは愚の骨頂です。
そんな無茶苦茶な上司の話を黙って聞いている
部下のほうがよっぽど人間性が高いと思います。
勘違いとは怖いものです。
上司の仕事の半分は人材育成。
部下が一人前になる仕組みづくりが必要です。
いつもより厳し目トーンでしたね。
まあ、たまにはこんな内容があってもいいかもなと。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。