コミュニケーションで必要なんだけどなかなか出来ないもの。
それは「自己開示」だと思います。
恥ずかしながら私自身も、自分の弱さを認めたり、
出来ない事を出来ないと言えるようになったのは
最近のことです。
まだまだ不十分ですが、昔の自分と比べると
自己開示できる範囲は大きく変わりました。
振り返ってみると、これまでは何でも出来る人と思われたい
というか、見栄というか虚栄心みたいなものが強かったです。
自分の弱みを見せるのが怖かったのかも知れません。
でも、人生の先輩と何度も語らいながら
たくさんのメッセージをもらい心情が変化していきました。
「弱さを見せられる人が強い人なんだよ」
「人間なんてみんな情けない部分を持っているんだ」
「ネガティブな感情を持って何が悪いの?」
「ポジティブだけでなくネガティブも大切な自分」
「確かにそうだな」と、今なら素直に思えます。
思えますというか「受け取れる」という表現がしっくりきます。
私たちは自分の弱さをみせないために鎧をまとっているんだと思います。
それは、いままで必要だからこそ身に付けた生きるための術(すべ)
なんだと思います。これまでは正しい選択だったに違いありません。
でも、
鎧は自らを守ってくれますが、
同時に自らを閉じ込めてしまう事もある
のではないでしょうか。
鎧の中に居ては成長に限度があります。
その限度以上に成長するには鎧を脱ぐ必要があると思うのです。
自らの鎧を脱ぐのは、とてつもなく怖いこと。
心が投げ出されるような無防備な感覚になるかも知れません。
しかし、
身軽な分、成長する余地も生まれます。
そんな成長を楽しめるようになると
鎧はもはや必要でない事に気がつくものです。
強さとは外面を覆う鎧ではなく内面からくるもの。
自分の弱さも受け止める、情けない自分も認めてあげる。
強さとは、しなやかさです。
しなやかな人に、人は心惹かれるものです。
あなたも私と一緒にしなやかな人を目指しませんか?
最後までお付き合いいただきありがとうございます。