お店で買いものをする時、上手に接客されると
ついつい何か買ってあげたくなっちゃうことがあります。
明るいあいさつ、自然な笑顔、心地よい会話。
そんな接客をされると一日気分がよくなっちゃいます。
さて、今回は、接客業での「話しかけるタイミング」
について考えてみたいと思います。
お店に入った途端「何をお探しですか?」と
声をかけられたら何となく圧迫感を感じますよね。
とはいえ、何か聞きたい時、
ずっと声をかけられないのもほっとかれてる感じがする・・・。
自分にとってぴったりのタイミングで
アプローチしてもらいたいのです。
私も含めてお客さまは、ほんとキマグレです。
そこで、お客さまに声をかける5つのタイミングを紹介しますね。
■お客さまが商品から目を上げたとき。
⇒ヘルプのサインを見逃さない。
■お客さまと目が合ったとき。
⇒目が合って話しかけるのは自然なこと。
■お客さまから声をかけられたとき。
■お客さまの滞在時間が長くなったとき。
⇒これは自店でルール決めを。3分過ぎたら声がけなど。
■お客さまが一か所でじっとしているとき。
⇒その商品に魅力を感じているということ。
接客術や営業トークというと「話す内容」について
気を取られがちですが、実は「話しかけるタイミング」が
重要だったりします。
以前、旅行会社で働いていた時のことです。
お客さまがパンフレットを集めていたので、
手持ち用のビニール袋を渡そうとすると、
そそくさと退店されてしまうことがありました。
きっと渡すタイミングが悪かったんでしょうね〜。
さて、あなたのお店では話しかけるタイミングを
考えていますか?
声がけは、心地よい接客のための第一歩です。
ぜひスタッフの方と話し合ってみてくださいね。
今日の話は次の書籍を参考にしました。
『もう一度来たいと思わせる心理学』
KKベストセラーズ 著者:内藤誼人(ないとうよしひと)
最後までお付き合いいただきありがとうございます。