ふだん、買い物をしている時に、店員さんの何気ない仕草など、
ふとした瞬間に「あ、うれしい」と感じる事ってありませんか?
例えば、この間、本屋さんで領収書をいただいたのですが、
領収書には担当者さんのハンコを押してくれました。
その時のハンコの印の部分のインクをそっと
他の紙で拭きとってくれたのです。
ハンコが滲まないように、財布が汚れないようにという
配慮ですよね。
これが「あ、うれしい」という瞬間です。
他には、商品をお店の紙袋などに入れてくれる時、袋の口の部分を
開かないようにテープで止めてくれますが、このテープの
止め方が片方を折り返してくれていたことありました。
すぐにつかめるように、開けやすいようにという配慮ですよね。
これまた「あ、うれしい」という瞬間です。
ちょっと古い話ですが、小学生のころ、床屋さんでのシャンプーは、
前かがみになって洗うので、顔まで濡れることがよくありました。
そのため、髪を拭いたあとは顔も拭いてくれるのですが、
その時、頭を拭いた濡れた状態のタオルで顔を拭かれるのが嫌でした。
でも、店員さんの中には顔を拭くときはタオルのたたみ方を変えて、
乾いた部分を出してから顔を拭いてくれました。
これもまた「あ、うれしい」という瞬間でした。
(我ながらずいぶん古いこと覚えてますね。思い出しました…)
こうした「あ、うれしい」はささやかで小さな瞬間です。
でもお客さまの気持ちに寄りそったその配慮した気持は、
確実にお客さまに届きます。
こうした「あ、うれしい」を社内のスタッフで集めていくと
それだけでお客さまに喜んでいただけるアイデア集が出来上がります。
あなたの会社でもうれしいを集めてみませんか。
その集まったアイデアを眺めているとある共通点が見えてきます。
さて、それはいったいどんな共通点でしょうか?
実践すると分かりますので、ぜひ実践してみてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがというございます。