人を注意する時に、叱るのが先か、
褒めるのが先かという話題があります。
先に叱る方も、後から叱る方もいらっしゃるでしょう。
私の場合はどちらでもなく。
両方です。
ん?っと思われたかも知れません。
両方というのは、
改善してほしいことを
ポジティブな言葉ではさむことです。
最初にポジティブなメッセージ
次に改善してほしいメッセージ
最後にポジティブなメッセージ
ありがとう(感謝・ねぎらい・承認)
改善してほしいメッセージ(改善・指導)
ありがとう(感謝・期待・承認)
こうしたメッセージの伝え方を
ポジティブサンドイッチとお伝えしています。
人は誰かに叱られた時、
反発する気持ちが芽生えることがあります。
そんなとき、誰の話を素直に耳を傾けるのか?
それは、
ふだんから自分の力を信じて、
愛情を持って関わってくれる方。
ふだんから気にかけてくれて、
自分のことをよくわかってくれている方。
そんな方から叱られた時に、はじめて素直に受け入れるし、
心から「直そう。改善しよう」と思えるものです。
物事は、何を言うかではなく誰が言うかなのです。
日頃から叱ってばっかりの方の話は誰も聴きません。
耳が閉じて、心の窓まで閉じてますからね。
そして、心の中でこう思ってます。
「あなただって出来てないことあるじゃないか。
自分の事を棚にあげて、よく言うよな・・・」
面従腹背(めんじゅうふくはい)ほど怖いものはありません。
普段から相手の可能性を信じること。
承認して、気にかけて、声をかけること。
そうした積み重ねが信頼関係を育みます。
誰かを叱る。
誰かに叱られる。
どちらも、嫌なものです。
でも、だからこそ相手への配慮を忘れずに。
ポジティブサンドイッチを意識したいものです。
最後までおつきあいいただきありがとうございます。