韻(いん)で記憶に残る

韻(いん)で記憶に残る

以前、地下鉄の東京メトロで
お客様センター告知に使われた中吊り広告に
こんなキャッチコピーがありました。

お客様の「困った!」を
東京メトロで「良かった!」へ

かっこ内の言葉が韻を踏んでいて、
リズムが良いいな〜と思ってメモしていました。

なお、こうして文末で韻を踏むことを脚韻(きゃくいん)といい、
文頭で韻を踏むことを頭韻(とういん)といいます。
韻を踏むと記憶に残りやすいコピーとなります。

(例)
インテル インサイド(頭韻法)英語のCM
インテル 入ってる (脚韻法)日本語のCM

さて、電車の中吊り広告はですが、実際に広告を出そうとすると
1ヶ月とか掲載期間が長く広告代金も数百万円します。
結構いい値段しますよね。

電車でも新聞雑誌広告でも不況で広告を出す企業が減っています。
メトロでは、最近自社の広告が増えたような気がします。

そんなとき、

広告スペースに広告が入っていないのは変だから、
自分たちの広告を入れているんだな。

想像してみる。

または、
長期間に渡り広告があれば、
長期割引はどのくらいかな。

思いを巡らせる。

単価の安い商品やサービスの広告があれば、
これでどうやって利益をだす仕組みがあるのかを

考えてみる。

広告をそういう視点で眺めると

マーケティング発想が磨かれます。

あなたも探してみませんか?

最後までお付き合いいただきありがとうございます。