このコラムや拙著をご覧いただいた多くの方が、
絆の大切さを感じてビジネスやプライベートに活かそうと
してくれています。
素晴らしいことですよね。
ぜひ、実践していただきたいです。
絆づくりとは、自らご縁を結び自ら育むもの。
絆づくりを経営の柱にすることで確実に経営が安定します。
ただし、少し時間はかかります。
一朝一夕にはいかないからこそ、
思い立った「その日から」はじめて欲しいのです。
あなたの会社より先に、競合他社がお客さまと絆を深めたら、
それをひっくり返すのは至難のワザです。
阪神ファンを巨人ファンに変えるようなものです。
お客さまと出会ったら、
絆を育むためにも必ずフォローすることをおすすめします。
せっかくご縁をいただいたお客さまを放置するのは、
水道の水を流しっぱなしにしているようなもの。
非常にもったいないことです。
メールにしろ、ハガキにしろ、
お会いして時間がたってしまうと出しにくくなりますよね。
ニュースレター(会報誌)やメルマガをお送りする場合も、
日にちを空けて「送ってもいいですか?」とは聞きづらいもの。
「今さら出してもな・・・。
もう忘れられてるかもしれないし、逆に失礼なんじゃないかな」
そうやって、
自分を正当化する言い訳をつぶやき始めます。
とくに「今さら」という言葉が出たら、要注意。
お客さまを切り捨てる第一歩になるからです。
特に営業マンは
「あのお客さまとは相性が悪いから…」
「場所が不便なところにあるから…」
といった理由をつけて、お客さまとの
ご縁を無駄にしてしまう場合があります。
繰り返しますが、
あなたより先に、競合他社がお客さまと絆を深めたら、
それをひっくり返すのは至難のワザです。
お客さまと連絡とろうかな、
フォローしようかなと思った日が吉日です。
絆で結ばれたファンを増やすことこそ、
会社を安定成長させるただ一つの道です。
今回は自戒を込めて。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。