私の体験談を通して絆づくり経営の価値観から
顧客満足の考え方まで商売に役立つ情報を私なりの
解釈でお伝えしています。
その根本には、正しい商売と正しい顧客満足を通じて
日本を明るく元気にしたいという想いがあります。
お届けする内容が少しでも読んでくれた方の
商売やプライベートのヒントになればとても嬉しいことです。
毎週、色々なことをお伝えしていますが、
もちろん私も完璧にすべてをできている訳ではありません。
「もっと、○○すれば良かったな」と
後悔して反省することも度々あります。
過去には、仕事で失敗して、
お客さまからクレームをいただいたこともあります。
失敗すると当然、落ち込みますが、
「落ち込むのは向上心があるから」と
自分に言い聞かせて乗り越えてきました。
落ち込んでも楽天的なO型のせいか、
1日寝ると気分転換できます!(特技?)
「失敗は成功のもと」という格言がありますが、
失敗に関する名言を少し集めてみました。
■『チャレンジして失敗を怖れるよりも、
何もしないことを怖れろ』
本田宗一郎
■『つまづいたっていいじゃないか。
人間だもの、しあわせはいつも自分のこころがきめる』
相田みつを
■『部下の失敗はただ叱れば良いというものではない。
失敗を自覚している時には慰めも又必要です』
松下幸之助
■『とにかく、考えてみることである。工夫してみることである。
そして、やってみることである。失敗すればやり直せばいい』
松下幸之助
■『挫折してもプライドは失わない、それは努力しているからだ』
長嶋茂雄
などなど、たくさんあります。
中国の古典にも失敗に関する格言はたくさん出てきます。
現在、業績絶好調のユニクロ社長の柳井さんも
成功ばかりがクローズアップされていますが、
『一勝九敗』という著書があり、このタイトル通り
失敗のほうが多いことを認めています。
失敗には色んな格言がありますが、
共通して失敗をポジティブに捉えています。
そこで、私がお薦めしたいのが、
失敗をほかの言葉に言い換えて、
ポジティブに捉えなおすということです。
失敗を言い換えることば。
それが、「フィードバック」です。
失敗したときに、
「ああ、○○というフィードバックを得たな」
と考える癖をつけるのです。
カタカナがしっくりこない方は、
「教訓」がいいと思います。
たったこれだけで、ネガティブな気分から
ポジティブな気分に変わるから不思議です。
真面目で一生懸命な方ほど
失敗したときに落ち込みがちです。
でも、落ち込むのは、
まだ諦めずに向上心がある証拠です。
そんな方はどうぞ安心してください。
ほかの人はもっと気楽に生きていますから。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
一緒に少しづつ成長していきましょう。