以前のコラム↓抜粋
最後までお客さまを飽きさせず興味を持ち続けてもらい、
「うんうん」「それでそれで」「まさか〜」
「へ〜、なるほどなるほど」「わかるわかる」と、
共感・共鳴してもらいながら最終目的である「申し込み」を
してもらうのです。
そんなコピーライティングを乗物に例えるなら、
ジェットコースターです。
お客さまにジェットコースターに乗ってもらい、
一緒にコピーライティングの世界をライド(乗車)してもらうのです。
では、早速お伺いします。
どうすれば、お客さまはあなたの
ジェットコースターに最後まで付き合ってくれますか?
さあ、今すぐ答えてください!
さあ、どうです?
さあさあ、どうです?
「おいおい、なんだよ〜
いきなり言われても答えられないよ〜」
と、あなたは思ったかも知れません。
思ったかもしれませんが、
少しでも考えようとしてくれてありがとうございます。
それにしても、いきなり「さあ、どうです?」
なーんて言われたら困っちゃいますよね。
本当に失礼しました。それでは、
最後まで読んでいただくコツをお話したいと思います。
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はい、カット—!
ありがとうございました。
実は、すでにここまでの文章の中には、
少なくとも6つ以上の読ませるテクニックが使われています。
どこにどのようにという細かい説明は、
ちょっとページの都合上できないので、
いちばん大切なことをお伝えしますね。
これは、コピーライティングはもちろん
現実の世界での商談や営業の場面でも有効な考え方です。
それは、「読者の心の中の動きを予測し、
読者が感じる感情、疑問、質問に対して先回りして答えてく」
ということです。
===より上部の文章を読んだとき、
あなたの感情は文章の通りに進みませんでしたか?
(よろしければ、もう一度読んでみてください)
いきなり「さあ、どうです?」なんて質問されたら、
「いきなり言われても答えられないよ〜」と感じますよね?
その感じる気持ちをそのまま文章の流れにしていくのです。
そうすると、読者はドキドキしたり安心したり、
びっくりしたり、落ち着いたりとコピーライティングの世界に
飛び込んできてくれます。
自分の気持ち通りに文章が進むので違和感がありません。
むしろ共感して「この文章は私のために書いてくれている」と
感じる方が多いです。
だからこそ、文章が引力を持ち読者を離さないのです。
これが非常にパワフルなテクニックです。
ここで、気をつけて欲しいのが、お客さまを不安にさせること、
必要以上に気分を悪くさせるような文章は絶対に書かないということです。
いわゆる「煽る(あおる)」文章は、絶対に禁止です。
煽る文章を書くと、確かに一時的に売上は上がりますが、
その後手痛い代償を払うことになります。
その点だけしっかりと気をつけていただければ、
今回ご紹介したテクニックで、お客さまをコピーライティングの世界に
ご案内して十分に楽しんでいただくことができます。
コピーライティングの力で、お客さまに
安心、納得、共感を得ることも可能になります。
さあ、まずは書き始めてみませんか?
最後までおつきあいいただきありがとうございます。