売れる文章の構成

売れる文章の構成

私たちはモノを買うとき、
必ずパッケージや商品カタログなど、
商品説明や宣伝文を読んでから購入を決めます。

たくさんあるモノの中から、自分に合ったモノを
探すことが買い物の楽しさでもあります。

でも、デザインや好みの違い、店員さんのアドバイスを聞いても
迷ってしまい判断がつかない場合には、商品カタログを並べたり、
ホームページを見比べたりしながら、「うーん」と考えることも
ありますよね。

どちらにしようか迷った場合に、
私たちは自分に合ったモノをどのように選ぶのでしょうか?

多くの場合、チラシや包装パッケージ、
ホームページに書いてある文章によって判断することが多いはずです。

お客さまに購入の判断をしていただく際に、
言葉の力で説明し、安心、納得、共感していただく能力、
それがコピーライティング能力です。

お客さまに選んでいただきたいと思うなら、
このコピーライティング能力を身につける必要があります。

「私にはできないよ〜」と
思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、
そんなことはありません。

小さな頃、自転車は補助輪無しでは乗れなかったのに、
練習するうちに乗れるようになった経験はありませんか?

コピーライティングも同じです。
このコピーライティング能力(売れる文章術)は、
基本的な考え方と構成さえ学べば、誰でも身につけることが
できるテクニックなのです。

なにも文学作品のようなすぐれた名文を
書くわけではありません。

私たちの目的は、文学賞を目指すのではなく、
お客さまに自社の商品やサービスを提供して、
喜んでいただいてその対価として、
売上を上げることが目的のはずです。

売れる文章に、才能の有無は多少なりともあるかもしれませんが、
ある一定のレベルまでは間違いなく誰でも書けるようになります。
なぜなら、売れる文章には「型」があるからです。

コピーライティングのテクニックを学ぶ目的は、
商品やサービスの長所(ウリ、独自性)をしっかりと
情熱をもって読者にわかりやすく伝えること。
文章に魅力を持たせて最後まで読んでいただくことです。

お客さまが大切なお金を払って購入を決断して
いただくわけですから誠実に責任を持ってご案内する必要もあります。

商品の販促のための文章は、
セールスレターと呼ばれることもありますが、
これらの文章には一定の型(構成)があります。
主な文章構成は、以下の通りです。


キャッチコピー(読者の注目を集める)
 ▼
リード文(キャッチコピーの補足や説明)
 ▼
小見出し(キャッチコピーに次ぐ、注目してもらいたい言葉)
 ▼
コピー・テキスト(小見出しの理由説明・小見出しとテキストの繰り返し)
 ▼
価格(なぜこの価格なのか?理由の説明)
 ▼
注文方法(多くの注文方法を用意する。HP、TEL、FAX、メール、ハガキ)
 ▼

※追伸(最も強調したい点を再度アピール。自分の志や情熱を語るなど)

※本来手紙において、追伸は無作法にあたります。
 それを理解した上で使うのであれば、追伸は非常に効果的です。
 文章の上部を再度見てもらう役目もあります。

今回は売れる文章の構成をお話しました。

ぜひ、あなたの文章でお客さまに
安心、納得、共感していただきましょう。
きっと、喜んでいただけるはずです。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。