前回は外出している方への留守電の残し方についてお伝えしましたが、
携帯電話へのメッセージの伝え方はほかにもあります。
結論から先に言いますと、
携帯電話に電話をかけずにメールをします。
あなたの会社のスタッフの携帯電話に、
「いつ、誰から、用件、相手の電話番号」を記載したメールをします。
電話ですと、打ち合わせ中や電車やクルマの運転中で
移動していることもありますので電話に出られない場合が
ありますが、メールなら必ず受信できます。
しかも、「言った言わない、聞いた聞いてない」という
伝言でよくありがちな水かけ論もなくなります。
さらに、メールの本文に電話番号があると、
番号のテキスト部分をカーソル選択して、
そのまま電話をかけることもできますので、
お客さまへの連絡するスピードが早くなります。
外出中の営業マンからすれば、
電話番号をメモする必要も調べる必要も無いうえに、
会社にかけ直したり、留守電を聞く通信費も節約できます。
うまく活用すれば、お客さまからはレスポンスのいい会社だと
より一層信頼してもらえるきっかけにもなります。
レスポンスのいい会社はスピード感を持って仕事してくれそうですし、
社内の連絡体制がしっかり取れていて信用できる会社だなという印象を
与えます。
それだけで、お客さまが次回も電話をかけてくださる
きっかけを作ることにもなります。
前回も少し書きましたが、お客さまは何かに困ったり、
誰かに相談したい時、複数の連絡候補先を持っています。
いくつかの候補(ライバル)のなかで、
私たちはお客さまからいちばん最初に思い出してもらい、
いちばん最初に連絡を取ってもらえる会社になる必要があります。
そのためにも携帯メールをうまく活用して、
レスポンスよくスピード感のある対応が大切です。
スピードはお客さま満足につながります。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。