今回は、息子の「お食い初め」の時の話です。
子供が産まれて100日たつと
「お食い初め」を行なう家庭が多いと思います。
というものの、
私もパパになるまでこのイベントを知りませんでした・・・。
そのお食い初めで使う鯛が売っているかどうかを
近所のスーパーに見に行きました。
鮮魚コーナーに、鯛は並んでいなかったのですが、
次の日曜に鯛は販売されるかをお店の方に聞いてみました。
そうすると、ベビーカーをみるなり、
「お食い初めですか?」と聞いてくれました。
さすがですね!
以下、その後のやりとり。
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私:
「そうなんですよ。
鯛を来週の日曜に買いたいんですけど販売しますかね~?」
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魚屋さん:
「大丈夫ですよ。
市場で仕入れて店頭販売用と別に準備しておきます。
日曜は市場が休みなので土曜には用意します」
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私:
「ありがとうございます。
そうしたら土曜でも受け取れますね。」
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魚屋さん:
「はい。そうだ他のお客さんが今日のお食い初めに使う鯛を
仕入れてあるから、サイズの参考に持ってきますね」
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~店の奥へ鯛を取りに行ってくれる魚屋さん~
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魚屋さん:
「この位のサイズで仕入れていいですかね?」
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私:
「充分です。この位でお願いします」
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魚屋さん:
「よかったら、ウロコとはらわたを取って
さばいておきましょうか?」
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私:
「それは助かります。お願いします!」
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魚屋さん:
「値段は鯛の重さで変わりますが950円前後ですよ。
1,000円は超えません」
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私:
「ありがとうございます。それでお願いします」
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わざわざ仕入れてくれるという対応も、
土曜に仕入れるという追加情報にも
プロらしい心遣いが感じられて感心しました。
ほかにも挙げてみると、
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▼ベビーカーを見て、お食い初めを見抜く観察力。
▼自分からさばくことを提案してくれたこと。
(料理できるか不安があったので安心しました)
▼お店の奥から分かり易いようにと実物の鯛をもってきてくれたこと。
▼値段の参考情報と最大でいくらになるかまで教えてくれたこと。
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さらにベビーカーに居る赤ちゃんを褒めたり、
お食い初めへのお祝いの言葉があったら完璧だったかも知れません。
でも、忙しいなかで、充分気持のよい接客でしたし、
とても元気よく対応してくれたので嬉しくなりました。
ますます私はこのお店のファンになりました。
どんなお店でも接客ひとつで、ファンを作り、
リピーターやクチコミを増やすことができます。
今後、私も近所に住む友達には、間違いなく
「お食い初めの鯛は、あのスーパーがいいよ」とクチコミします。
こうしてコラムでも紹介していますしね。
目の前をお客さまを大切にすること。
熱烈なファンづくりにはこれしかありませんね。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございます。