人を笑わせるってすごい能力ですよね。
私は、お笑い芸人さんを尊敬しています。
ビジネスの世界以上に芸能界は
激しい競争の世界であることは間違いありません。
そんな中、ずっと第一線で人気を保っている方は、
並大抵の努力ではないとおもいます。
本当にすごいことです。
中でも私が一番、話術がすごいと思っていた芸人さんは、
好き嫌いは別にして、テレビ番組の司会など活躍していた
島田紳介さんでした。
暴力団関係者との交際が原因で引退されましたが、
あの話術が見られないと思うと残念です。
ほとんど台本を読まずに、アドリブで話しているらしいのに、
なんで次々と面白い事を言えるんだろうと感心していました。
そんな島田紳介さんの秘密を知りたくて、
『紳竜の研究』というDVDを見て研究しています。
これは、島田紳介さんとコンビを組んでいた松本竜介さんとの
漫才が収録されていますが、それ以上に私が買った理由があります。
それは、2007年3月にただ一度だけ開催された
NSC(吉本総合芸能学院)での島田紳助さんの
特別講義が収録されているからです。
講義内容は、
「笑いの教科書の作り方」
「売れるために一番大切なこと」
「M-1の戦い方」
などなど、計算し尽くしたお笑いの世界と努力が伺えます。
この講義には、どうやって漫才のネタを作りこんでいったのか、
どのようにお客さまの層を絞り、そこに集中していったのかという
芸能界で成功する方法から人生論まで涙ながらに熱く語っています。
「まぐれではなく売れ続けるには時代性を読むこと」
「(明石家)さんまもオレもこの先何の不安もない」
「心で記憶したものは忘れない」
という言葉が印象に残っています。
DVDは2枚組ですが、とくに特別講義が収録されている
DISC1「紳竜の絆」が必見です。(ここにも「絆」ですね)
【DVD『紳竜の絆』はこちらからどうぞ】
http://tinyurl.com/yfzhuuk
商売のヒントにもなる話が次々に飛び出してきて、
夜中までかかって一気に全部みてしまいましたが、
途中、思わずもらい泣きしてしまいまいた・・・。
魂のこもってないビジネス書を100冊読むより、
よっぽど価値のある映像だと思います。
商売をされていてお笑い好きな方におすすめです。
最後までお付き合いただきありがとうございます。