絆づくり経営をしていくためには、
自分が生かされていることへの感謝の気持ちが
必要だと考えています。
突然、「生かされている」なんていうと怪しいと
思われそうです・・・。
でも、そんな方にやってほしいことがあります。
今すぐ自分の意思で心臓を3秒止めてください!
・・・。
そう言われてもできませんよね?
私たちは、自分の意思で目を閉じたり、
口を閉じることはできますが、たった3秒でさえ
心臓を自分の意思で止めたり脈拍を早めたりすることはできません。
それだけでも、私たちは生かされていると
考えることができるのではないでしょうか。
しかし、生きていれば苦しいこともたくさんあります。
みんな四苦八苦しながら生きています。
【参考】出典『フレッシュアイペディア』
■四苦(生・老・病・死) – 仏教における苦しみの分類
■八苦
愛別離苦(あいべつりく) – 愛する者と別離する苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく) – 怨み憎んでいる者に会う苦しみ
求不得苦(ぐふとくく) – 求める物が得られない苦しみ
五蘊盛苦(ごうんじょうく) – あらゆる精神的な苦しみ
しかし、この避けて通りたい四苦八苦でさえ、
生きているからこそ味わえる尊いものです。
私たちが健康で何気なく生きている今日、
あなたがこの記事を読んでいるこの瞬間に、
命を落とす方もいるのです。
交通事故に巻き込まれて、半身不随になり、
這いつくばってリハビリを繰り返している方もいます。
抗がん剤で頭の髪が抜け落ち、
痛みに歯を食いしばって闘病している方もいます。
白血病やドラマ「一リットルの涙」で話題になった
脊髄小脳変性症などの難病で苦しんでいる方もたくさんいます。
回復の見込みが無いことを自分でも自覚し、
「一日でも長く生きる」ことを目標にしてる方もいます。
それでも、願いが叶わず天国に旅立つ方もいます。
私にも息子がいますが、
愛する子供や家族を残しながら旅立つ苦しさは、
相当なものだと思います。
私たちが何気なくすごした今日の一日は、
生きたくて生きたくて生きたくてたまらなかった方が、
願って願って願っても、お金をいくら積んでも
手に入らなかった貴重で尊い一日。
健康ですごしていると、
つい忘れてしまいがちな感覚。
当たり前に生活できる日常、
たとえば家族でスーパーに気軽に買い物に行く事、
みんな揃ってテレビを見ることだって、何事にも
かえられないほど素晴らしく幸せなことですよね。
最近、親友のSくんが心臓の病気で大手術をして、
お見舞いに何度も行きながら健康の大切さ、
生かされていることへの感謝を痛感したので
記事にしてみました。
生かされていることに気が付けば、
日常生活や仕事への取り組み方も変わってきます。
絆づくり経営はお客様やパートナー会社様を、
一生お付き合いさせていただく仲間であり、
パートナーと捉えています。
せっかく、出会ったご縁を大切に、
苦しいときも一緒に乗り越えていきたいと思います。
今回は自戒も込めて書かせていただきました。